2009-08-31
不登校になった子たちのひとつの方法としてフリースクール
学校が大好きだった私にとって、学校に行きたくない、行けない、と思う不登校の子供達が多くなっているという話は本当に残念でなりません。私の知り合いの息子さんで、小さい頃は私も良く一緒に遊んだりして、大変活発な男の子だった印象があるのですが、小学校の時に、女の子からのいじめにあい、それから不登校になってしまったのです。おそらくいじめた方の女の子には、自分がいじめているという意識はなかったのだとは思いますが、おそらく繊細な心の持ち主だった彼にとってはそこから学校に行くことができなくなってしまったのです。当時は今のようにフリースクールというのもあったのかもしれませんが、なかなか不登校そのものもそんなに多くなかったでしょうし、また認知されていなかった状態だったと思います。彼自身も、またご両親にとっても大変つらい時間を過ごされたと思います。
それでも彼自身、中学に行けば状況は変わるだろうというかすかな期待を持っていたようですが、その学区の中学校にそのまま入学したため、状況は同じ。淡い彼の期待も一気に消え去り、結局彼はそのまま中学にも行くことなく、一種引きこもり状態になってしまったのです。とはいってもさまざまな学校以外の活動には参加していたり、一人で海外で暮らしてみたりもしていたのですが、結局のところ、それが生活の糧にはならず35歳過ぎた今でも働かずに家にいる状態になっています。決して内向的ではない生活なので、どこかで変わるチャンスはあったはずだとは思うのが正直なところです。ある年齢までにやはり同じような年齢の子たちと集団生活をしておくというのは、もしかしたら大変重要なのではないか、と彼と接していると思います。
もし、彼が中学生になった時に学区外や私立の学校に入学していたら、また状況は変わっていたかもしれません。また、ひとつの選択としてフリースクールというのも今ではあちこちにあるようです。塾などがやっている比較的勉強が中心のところから、教育特区制度を利用して子供たちの自主性を引き出すような学校もできているようです。学校復帰支援があったり、また寮もあるところもあるようです。今では国でも対策をされていて、フリースクールに通うことで出席日数がカウントされたり、定期券も通学定期券が使えたりというようになっているようです。何かきっかけがあれば変われるかもしれない、フリースクールを利用するというのは、そういう方法のひとつではないかと思います。